5月1日の記事「語を概念で理解する—pathの場合」では,語の基本概念を図解して理解する方法について述べた。この記事では,『
院試塾の現場から』の7月14日の記事でとりあげたA is all about Bを図解してみよう。
aboutの基本的意味はaroundと似ていて,「〜の周りに」である。A is all about Bをこれにそって理解しようとすると,おおむね以下のように図解できる。『ジーニアス英和辞典』の例文Winning is what baseball is all about.を簡単にほどいて,Baseball is all about winning.としたうえで図解してみよう(なお,allは強調なので,図解には登場しない)。
シンプルそのものである。baseballがwinningを取り巻く形にすればよい。ここから「勝つことが野球にとって何より大切なことだ」という意味がどうやって出てくるか。図をよく見てほしい。baseballを表す円の中心にwinningがある。言うまでもなく,中心はいちばん大切なところだ。ここから,baseballの中心(=本質)はwinningだ,という解釈がえられる。