院試塾ブログ
インターネット大学院予備校代表・畑中泰道のブログ

24 November

電子辞書とタッチパネル

 最近の電子辞書には,タッチパネルが搭載されているものが多い。主要4社(CASIO,SII,SHARP,Canon)のうち,CASIOとSHARPの新機種はタッチパネル搭載である。ぼくの使っているもののなかにも,CASIOのDATAPLUS4があって,これは手書きパネルの幅がDATAPLUS3に比べて広くなっているだけでなく,メインパネルもタッチスクリーンになっていて,手書きをしたりタッチペンでスクロールしたりできるようになっている。
 漢和辞典をよく引く,という人には便利かもしれない。ぼく自身も漢和辞典を引くときにはタッチパネルから入力することがある。しかし,英語メインで使っているとあまりありがたみが感じられない。そればかりか,CASIOのDATAPLUS4では,用例や成句を見るのにいちいち手書きパネルのソフトキーをタッチしなければならない(DATAPLUS3ではきちんとボタンがある。)。SHARPの機種は前から成句の出しかたが他と異なる(タブをキーで切り替える形)が,用例はやはりソフトキーで出さなければならなくなった。
 予備校の生徒などに聞いてみると,指で押すことが多いらしい。たしかに,いちいちタッチペンを取り出すのは面倒だ。出したままにしておくと失くしたり置き忘れたりする心配もある。ぼくがひとつ心配するのは,この変化によってますます用例を見なくなるのではないか,という点だ。繰り返し述べているように,辞書は用例を見なければ本当の意味で使ったことにはならない。
 話は少し変わるが,そろそろ電子辞書の使いかたを英語の授業などできちんと教えるべきではないかと,ぼくは考えている。用例や成句欄をきちんと見ることを教えるのももちろん大切だが,成句検索や用例検索が積極的に使えるようになれば,自分で英文を読んだり書いたりしやすくなる。語学教師には電子辞書を毛嫌いする人もいて,その理由もある程度は理解できるのだが,そろそろ電子辞書を使った教育実践を真剣に考えるべき時期に来ているのではないだろうか。
 タッチパネル式の辞書を使うようになって,PDA用のマルチペンをまた使うようになった。今使っているのはロットリングのフォーインワン・インプットと,パーカーのエスプリ・デュオペンだ。一時はSONY ClieなどのPDAをけっこう使っていて,こうしたスタイラスつきのマルチペンもよく持ち歩いていたが,最近はすっかりごぶさたしていた。間違ってボールペンを出したままパネルにタッチしないように注意しないといけないが…。
13:21:04 - yhatanaka - No comments - TrackBacks