院試塾ブログ
インターネット大学院予備校代表・畑中泰道のブログ

12 March

プラネタリウム

 すごく久しぶりにプラネタリウムを見た。つくばエキスポセンターでのことだ。つくばセンターから,以前紹介したつくばの太陽系のある歩道を北に歩いていくと突きあたりにある。エキスポセンターに足を踏み入れるのは学生時代以来かもしれない。
 番組は『星のはじまり』というもので,これに関する解説に加え,春の星座や南半球の星座紹介もあった。ストーリーが中心で,星空の投影が少ないのが少し残念。植物園の時もそうだったが,平日のこうした施設は閑散としており,プラネタリウムも10人くらいしか入っていない。空いているのが好きなぼくにはぴったりである。
 プラネタリウムをはじめて見たのはたしか小学4年生の時で,場所は明石市立天文科学館だった。日本標準時子午線上にあることで有名。ミュージアムショップで日時計を買ったのを覚えている。当時はプラネタリウムというと「頭」が2つあるのが当然で,天文科学館のものは今でもそのようだ(ただし,置き換えが決まっているそうだ)。カメラレンズで有名なカールツァイス社製。エキスポセンターのものは丸いのが1つだけ。発売直後にずいぶん話題になった家庭用光学式プラネタリウム「ホームスター」と基本的な構造は同じである。
 子ども時代に何度か天文科学館でプラネタリウムを見たあと,筑波大学入学後間もなくエキスポセンターで見た。その後エキスポセンターには数回足を運んだ記憶がある。他に見たことがあるのは東京・池袋のサンシャインシティプラネタリウム。ここはぼくの大好きな水族館が隣にあるから,一時期はよく通ったものだ。しばらく休館していたようだが,現在はコニカミノルタの関連会社が運営しているらしい。
 英語で言うとplanetariumで,英語がある程度わかる人なら,水族館という意味のaquariumや講堂を表すauditoriumとの関連がすぐに見てとれるだろう。-ariumは「〜に関する場所」という意味だから,planetariumは「惑星に関する場所」ということになる。もっとも,プラネタリウムで投影されるのはそのほとんどが恒星で,英語ではplanetではなくstarである。なお,このplanetという語はwandererを意味するギリシア語が起源で,相対的な位置関係を変えない恒星の間をさまよい歩くことに由来している。日本語の「惑星」に惑うという漢字が含まれているのもこのためである。この惑星の動きをどのように説明するかが,天文学の大きな問題であったことを知る人も多いだろう。
 見終わってから近くの書店に行き,星座の神話の本を買った。高校時代は天体観測を部活でやっていたので持っていたが,もちろんそれよりはずっと新しいもの。全ページカラーというのは当時では考えられない。
17:21:20 - yhatanaka - No comments - TrackBacks