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インターネット大学院予備校代表・畑中泰道のブログ

英語表現の相互関係—1つの表現から表現を増やす

 1つの英語表現を覚えたとき,その1つだけにとどまるか,より多くの表現が使えるようになるかは,英語表現の相互関係を知っているかどうかで決まると言える。事例から検討してみよう。
 be in disfavorという表現がある。He was in disfavor.といったように用いられ,「人気がない」「嫌われている」という意味である。言うまでもなく,このdisfavorはfavorという名詞に反対の意味を表す接頭辞のdis-がついたものだ。
 be in disfavorの意味は以下のように図解できる。状態を表すのに前置詞inが使われている点に着目しておきたい。

この理解にもとづいて表現を増やしていくことができる。静止状態を表す前置詞inを移動表現であるintoに変えると,「変化」の意味を表すことができる。以下のようなイメージでとらえるとよい。

この転換に基づく表現として,たとえばfall into disfavorというのがある。He fell into disfavorとすると,「彼は人気がなくなった」という意味になる。fallはたとえばfall illのように,悪い状態への変化を表すことがあるから,この表現は納得のいくものである。なお,『英和活用大辞典』には他に,come into disfavorというのもある。
 このcome into disfavorからさらに,bring O into disfavorという表現も可能であることが,やはり『英和活用大辞典』からわかる。His statement brought him into disfavor.で「その発言のせいで彼は人気がなくなった」となる。一般的に,A comes (to ~)はB brings A (to ~)と自・他動詞で対応するが,この表現の場合にもこれが生きていることがわかる。
 なお,このdisfavorには前置詞withが続いて「〜に人気がない」という意味を表すことが可能だ。このwithはpopular with ~のwithと同じものと見てよいだろう。
 このように,英語の基本がわかっていれば,1つの表現から表現を増やしていくことができる。こういう「基本」をしっかり学ぼう。

posted at 09:47:09 on 01/03/06 by yhatanaka - Category: 英語

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