院試塾ブログ
インターネット大学院予備校代表・畑中泰道のブログ

本の読みかた―「タテ」と「ヨコ」

 研究・学習のために本を読むという経験を積めばわかると思うし,誰かがすでに言っているかもしれないが,本の読みかたには「タテ」と「ヨコ」がある。「タテ」に読む,と言うのが一般的な読みかたで,1冊の本を始めから終わりまで順に読み進めること。ある分野の全体像をつかみたいときに,その分野の概説書を1冊通しで読む場合などがこれにあたる。
 ある程度深く学ぶと,特定の分野をさらに深く学びたいと思うようになる。そういう時には「ヨコ」に読むのがよい。これは,複数の本で,同じテーマを扱っている章を拾い出して読むのである。興味が定まっていない段階ではそもそも読むべき章を選び出すことができないし,もし仮にそれができたとしても,前提知識が説明してある章を飛ばして対象となるところだけを読んで理解することは難しい。しかし,その学問領域の全体像がある程度理解でき,前提知識もついてくると,こうした読みかたができるようになり,さらに深く学んでいくためにも有効な手段となる。
 おおよそのイメージを以下に示しておく。
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posted at 09:42:44 on 05/09/10 by yhatanaka - Category: 知的生産

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