院試塾ブログ
インターネット大学院予備校代表・畑中泰道のブログ

オランダ語の学習

 最近オランダ語を学んでいる。といっても,実は初めてではない,20年以上前,まだ学生だったころに学んで,つっかえつっかえ言語学の論文などが読めるようになっていた。20年間のブランクは大きいが,今回あらためて学んでみると,だんだん記憶がよみがえってきた。
 江戸時代には日本国内で学べる唯一の西洋語だったわけだが,現在,日本の大学でオランダ語を専門的に学べるところはない。そのくらい「マイナー」になってしまったのだ。
 20年前は白水社の『エクスプレスオランダ語』を最初に学んだ。当時はまだカセットテープだった。今回はまず,白水社の『オランダ語のしくみ』で軽くリハビリをして,その後『ニューエクスプレスオランダ語』に進んだ。オランダ語の文章が読めるようになることが主な目的なので,この後は大学書林の『オランダ語文法入門』と『オランダ語文典』を軽く通読した。
 20年前とのいちばん大きな違いは,オランダ語→日本語の辞典が手に入るようになったこと。当時はKramersのオランダ語→英語の辞書を使っていたが,今回使っている『講談社オランダ語辞典』はちょうどこれが底本になっている。正直,あまり使いやすい辞書とは言えないが,特に英語力が十分でない人にとっては,かなり入りやすくなったのではないだろうか。
 読解の題材として最初に使ったのは聖書。各国語の聖書を日本聖書協会が輸入しており,銀座の教文館でも比較的簡単に手に入る。今は「ルカによる福音書」をボチボチと読んでいる。また,確認してみると,昔読んでいた言語学関係の本が手に入ることがわかったので,Amazon.co.ukから取り寄せた。
 「読む」と言っても,今の実力ではほとんど「解読」である。辞書を引きまくらないと読み進めることができない。文法もまだきちんと頭に入っているわけではないから,文法書を「引く」ことも多い。英語に比べると語形変化がやや多いので,その分読み進めるうえでの手がかりもあるが,たとえば,動詞の不定形も名詞の複数形も-enで終わるから,辞書を引くまでどちらかよくわからない,ということもある。しかし,辞書を引き,文法書を参照しながら読み進めれば,ゆっくりではあるが書いてあることはほぼきちんとわかる。別に試験を受けるわけではないから,このようにしてゆっくり実力をつけていけば,それでいい。

posted at 20:04:03 on 02/24/12 by yhatanaka - Category: その他外国語

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